現場!
今日の最初はワーナーブラザーズ・スタジオに
行きました。このワーナーブラザーズ・スタジオは
設立して約80年経つ歴史ある映画スタジオです。
映画のセットを作るスタジオ(サウンドステージ)が
広大な敷地面積に29あり、その中で8千人〜1万5千人
が働いており、その中に消防署や警察署もあるという、
桁違いの大きさでした。
建物の外側のセット(オープンセット)がたくさんあり、
外見はレンガの壁であったり、しっかりしていそうな壁が
近くで見たり、しっかり見てみると普通の平らな壁に
レンガの模様が描かれているというものや、
外見はしっかりしたショップが、
中を見ると、物置のようにものが置いてあったりと
中身と外見は全く違うという、
まるで人間の外見と心の中身が違うようなことと
少し重なるなぁと思いました。
その中にはオーシャンズ13のカジノのシーンで使われた
ものもありました。
今度、これが公開されたときに観るのが楽しみです♪
また、外にある木の葉が作り物で、葉の色を変えるだけで
季節を変化させることが出来るようになっていることは、
流石だと思い、それを一つずつ変えるのは大変な作業だろうなと
思いました。
また、資料館ではハリーポッターシリーズで使われた小物や、
クリーチャーのリアルな人形を見ることが出来ました。
また、クラス分けのために被る、喋る帽子を被らせてもらいました。
スリザリンでした・・・。
バレたか・・・w
それと、背景のマット画を特別なペンキを使わず、
普通の誰もが使っている絵の具を使っていることには
驚きました。
また、その技術もとても細かく描かれていて
ワーナー直属のアーティストたちの実力を目の当たりにしました。
しかし、ハイビジョン化になってきているため、
マット画を描く仕事が少なくなっていることを知り、
この素晴らしい物がいつか見れなくなるかと思うと
今この絵を間近で見れるのは本当に幸運だと思いました。
更に、幸運だったのはバットマンビギンズで使用された
間近で見れたことです。もちろん、テンションはMAX!
あと、WBの一番大きな看板の向いている方向には、
ユニバーサルスタジオがあり、WBの存在をアピールしているという
話は面白いと思いました。この辺がアメリカ!
映画のセットを作る意気込みが、ヒシヒシと伝わり、
みんなが映画をどれだけ愛しているかがわかった気がします。
ワーナーブラザーズ・スタジオで昼食として
ホットドッグを注文して食べました。
午後はリズム&ヒューズ社という世界のトップ3の
VFX制作会社に行きました。
最初にハイビジョン・スクリーンで今までに
制作した映画のVFXを見せてもらい、
リズム&ヒューズ社のレベルの高さを知り、
同時に動物のCGのレベルが高く、
それがリズム&ヒューズ社の強みであることも分かりました。
今年で20周年を迎えるリズム&ヒューズ社は
20年でここまでの会社になっていったのは
社員が快適に働ける環境づくりにあり、
CGを制作する環境がしっかりされているということが
大きい要因ではないかと思いました。
犬を自分の制作室に連れてきている人が
何人かいることに驚かされました。
編集の作業をしている部屋では
続編のエヴィンオールマイティー(CGのシーンが400〜500ある)
を編集していて、どのようにして一場面が出来ているかというのが、
生で見れたのは本当に幸運でした。
この映画がこっちでは6月に公開されるということなので、
もし日本で見れる機会があれば是非観たいと思います。
テクスチャの仕事場では
映画ハルクの次回作のCGを作っていました。
しかし、現状ではハルクのCGを作ることが決まっているわけではなくて、
このリズム&ヒューズ社にハルクのCGを作るという仕事をもらうための
ものでしたが、そのクオリティは鳥肌ものでした。
是非、リズム&ヒューズ社が制作したハルクを観たいと思います!
また、こちらで働いている人の年俸なども知ることができ、
そこにも、クリエイターの人たちのモチベーションを上げることに
繋がっているんだと感じました。
更に、リズム&ヒューズ社でキャラクターデザイナーとして
働いている日本人の方に話を聞くことが出来ました。
そこでも、忙しい時間を自分たちのために割いてくれて、
いろんな質問に丁寧に答えてくれました。
その中には自分がこれから行動していくための
ヒントやためになる話を数多く聞かせてもらいました。
こういった、海外で活躍されている日本人の方に会うと、
たくさんの勇気をもらえるし、本当に心強いなぁと思いました。
普段では絶対に観れないものや、聞けない話を
直に接することが出来たので、本当に充実して、
内容の濃い一日でした。
忙しい時間を割いて、自分たちの相手をしてくれた人たちや、
気軽に挨拶してくれた人たちには本当に感謝します。
何回でも今日という日をリセットしたくなる一日になりました。
ありがとうございました。
それでは、また明日♪
新世界??
今日からいよいよ、
ハリウッドクリエーター研修が始まりました!!
今日は、まず新幹線と成田エクスプレスを乗り継ぎ、
成田へ行き、搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り、
ロサンゼルス空港へと飛び立ちました。
今日の第一の難関は、
飛行機に乗り如何に、飛行機の揺れと戦いながら眠るかでした。
この日は日本は、ジャストのナイスタイミングで
雨でしたw
なので、飛行機の揺れがしばらく続き、
出歩けない時間が、何十分かありました。
飛行時間は約十時間で、この時間をどううまく使うかが
今日のターニングポイングになっていると感じました。
飛行機はロサンゼルス空港に着いた頃には、
日本時間の夜中の1時(15日の1時)で、
ロサンゼルスの時間では14日の午前8時ごろなので、
サイコロで、もう振り出しに戻るの目を出したような気分で、
ロサンゼルスに降り立ちました。
自分は、飛行機の中でほぼ一睡も出来なかったため、
ロサンゼルス空港に着いた頃の気分は最悪でした。
その状態で、税関を突破し、無事に入国を果たしました!
空港ではガイドの方々が迎えてくれて、
自分たちがこれからLAで1週間生活していく中で
気をつけた方が良いこと、注意しなければいけないこと、
この研修の目的の再確認をしてくれました。
そして、この日はみんながLAの時間に合うように
一日観光ということになっていました。
まず、始めにマリナ デル レイというヨットが多く集まるところへ
案内してもらい、海外で初のジュースを注文して買いました。
注文の文字がオールイングリッシュなので、読むだけで精一杯でした。
なので、値段を見ずに注文していたことに、2㌦を渡してから気がつきました。
このときに、海外に来たことを改めて実感しました。
その次にヴェニスビーチを通り、サンタモニカビーチへ行きました。
サンタモニカビーチは広大な砂浜が広がり、
自分たちにアメリカの圧倒的なデカさを教えてくれた気がします。
そのビーチの入り口にBUBBA GUMPという、
映画フォレスト・ガンプに出てきた、主人公のフォレストが
親友の意思を継いで作った海老のお店が、そのままあったことには
何か、不思議な感覚を覚えました。
このロサンゼルスの町を、ガイドの方に案内してもらうと
そういった映画のロケ地やモデルの場所が数多くあり、
それを知るたびに感動と不思議な感覚がありました。
サンタモニカビーチのあとは、
ファーマーズマーケットで、昼食をとり、本屋に行きました。
昼食は1ホールのピザを5人で食べました。これが、うまい!!
ジャンケンで最後の一切れも食べれたので、満足、満足♪でしたw
その後は、
いよいよ、映画の都のハリウッドに行きました。
ハリウッドには、映画の都と呼ばれる歴史、背景があり、
世界中からその名前を知られる理由がしっかりあると言うことを
改めて実感できたと思います。
超有名なチャイニーズ・シアターや、
その周辺には映画スターの手形、足型があり、
超有名な俳優や監督、アーティストなどのものが、
そこに勢揃いしているので、テンションはMAX!!に
上がりっぱなしでした。
まだ、見ていたかったが、集合時間になり、
ハリウッドを後にして、ホテルへ向かいました。
初の海外の地は、今までここに来るまでは絶対に味わえない、
感動や衝撃を与えてくれました。
明日からの日程も
自分が興味あることが盛りだくさんなので、
しっかり、自分を持って行動していきたいです。